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明日目が覚めたら 僕は

「秘密」二次創作サイトです

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予感2

 10, 2017 23:41
「この独特の空気を大きく吸い込んで僕は今、ここで
初めてこの学園の一員となれしことを心からの喜びと・・」

壇上で響き渡るのは
心地よいトーンの澄み切った声。

総代はもちろん。
今年度の入試で満点を取ったという
稀に見る天才のあの、あいつだ。

彼が壇上に上がったとき。

それは。なんというか
冷やかしのような、静かなざわめきが沸き起こった。


「え、ハーフ?」
「っていうか女子?」
「いや、アンドロイドだろ」

美しすぎるその容姿に。
まだ幼さの残るその横顔に。


同級生の俺達だけでなく
上級生達も。
そしてあろうことか
教師達までもが。

俺たちは彼に釘付けになった。


あんなきれいな奴。
今まで生きてきて見たことないぜ。

そう隣で腕を組みながら
食い入るように見入っているのは
長町だ。

歴史あるその講堂のその荘厳さに負けないほどの
存在感。
あんな小さな身体で。
すごいオーラを放っていた。

ふと隣の上級生たちが
話している会話が耳に入る。

「あれはやばいな。
こんな男ばっかりの寮に入ってくるなんて。
飢えた囚人たちのいい獲物だな」

少し眉をひそめて
黙ってその言葉に鈴木は
耳を傾ける。

なんとなく。
心の中に。

その壇上で
輝く存在を。

そのとき。
守らなくてはならないと。
なんのかかわりもないのに。

それは。
今になって思えば。
運命なのだと。

迷うことなくそう
こたえられるのに。




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