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明日目が覚めたら 僕は

「秘密」二次創作サイトです

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予感1

 10, 2017 00:16
※本章とは全く関係ない設定となっています。
 ご了承ください。


港区の都会のど真ん中にある
閉ざされた学園。

ここはイギリスのイートン校を
忠実に模している。

特徴ある個性的な
全寮制の男子校。

エリート養成校ともいわれ、
全国から希望者が殺到する。
しかしながら入学できるのは
限られた生徒だけで、
宝塚より難しいと言われている。

成績もだが、何よりも
その家柄や血筋も徹底的に
調べられるという。

―――

見あげると六本木ヒルズや
ミッドタウンが僕を見下ろしている。

まぶしくて僕は思わず目を伏せた。

先ほど寮長から渡された黒いマントを
僕は嫌々羽織る。
なんて芝居がかった衣装だ。
シェークスピアでも始めるのか、と
心の中の声がつぶやく。

この閉ざされた場所で。
3年間も暮らすのかと思うと
僕は正直気が滅入っていた。



―――
「おい、聞いたか。今年の入学生で断トツの成績だった奴」

鈴木は合格してから早々に知り合った
同級生の長町にそう言われて
もちろん。と深くうなずいた。

校庭の桜がこれでもかというふうに
咲き乱れていて。

その下で語らう若者2人は
何もしなくても目立つ。

二人とも詰襟が良く似合っていて、
年のわりに体格もよく、モデル並みの身長とその容姿。

同じ男と言えどもこうも違うのかと。
ため息をつきながら
周りは遠巻きに見ている。



おまけに。
オンナノコみたいなかわいい子らしいぜ。
そう言われると、見てみたくなるのは当然のこと。

「まあ、俺達は同じ寮なんだから。
そのうち否でも会うことになるだろ。」
鈴木はそう笑って言った。

成績が優秀な生徒は
特別な寮に入ることを許される。
ひと学年3名で計9名が
エリート中のエリートとなり
いくつかの特権を与えられる事となるのだ。



遠くから鐘がなる音が聞こえた。
厳かで、穏やかな音が響き渡る。

まるでここは英国か。
と錯覚を起こさせるようなそんな始まりの鐘。

さあ。
今から入寮式が始まる。
そう言って二人は駆け足で
そして軽やかにマントをたなびかせ
講堂へ向かう。

これから起こることへの予感で
胸震わせながら。






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