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明日目が覚めたら 僕は

「秘密」二次創作サイトです

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kiss kiss kiss 5

 01, 2017 20:04
「おい、今日の人事発令みたか」

朝一で曽我のところに小池から
電話がかかってきたのは
その1週間後のことだった。
――


「ああ、見た。第八管区に今井さんのところの
副室長が入るって。」

で。
青木。

「ああ、青木が所長付で東京に異動だって」



・・これって。
薪さんの意向・・かな。


「俺だったらそのポジション。耐えられないかも」

「俺も・・・」


―――


「一蓮托生とはな」

懲りずに所長室のソファで
ふんぞり返っているのは
言わずもがな同期の長町で。

呆れ過ぎて笑える。
と一言いうと
デスクで資料をチェックしている薪に
近づきこういった。

「官僚らしくしろ。慎め。ほどほどにしろ。
という言葉がお前には逆効果だということが
よくわかった」


そういう長町の嫌味にも
まったく動じることなく
資料からは目を離すこともしない。

その目を離すことなく

「官僚らしくってなんだ。」
と逆に尋ねられ、
「お前の行動とは真逆のことだよ」
と即答する。

「お前は本当に青臭い。
同期の俺から見ても。
いい年になっているっていうのに。
お前は現場主義だし、事件が起こるたびに
被害者にも加害者ですら心を寄せ、時に裏切られる。
部下を踏み台にするなんて考えはお前の人生には
考えられないし、むしろ家族以上に部下のことを
考えて守ろうとする。 お前は。いつまでも青臭くて
そして結局・・情に流されすぎて甘くなる。」


とまくしたてる自分を
じっと見つめている薪がいた。


「・・・わかってる」


そんなことわかってるさ。


「一連托生で結構。
望むところだ。」


そう言って薪は笑った。







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