FC2ブログ

明日目が覚めたら 僕は

「秘密」二次創作サイトです

Take a look at this

スポンサーサイト

 --, -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  •   --, -- --:--

kiss kiss kiss 3

 30, 2016 00:13
「ええ。その話は先日長町から」

そろそろ電話が来る頃だと思っていた。


僕が警察庁に入庁して以来。
尊敬する数少ない上司であるこの人が。
僕に伝えようとする言葉も。

だいたい予想はついた。

「だったら話は早い。」

低いトーンで。
だがやけに響くんだ。
この人の声は。

「総監には進言してある。
君が異動か。
もしくは君の部下の
彼を異動させるかという話だ」


ええ。
少し考えさせてください。

否定しないんだな。

「・・・。ええ。」


いつか来るような気がしていた。


――


「青木、福岡にはいつ帰る」

所長室で
先日の事件の経緯の報告を受けた後。
青木は思いのほか優しい口調で
そう聞かれて
思わず顔を赤らめる。



「あ、明日帰ろうかと思ってます」

そうか。
チケットはとったか。
矢継ぎ早にそう問いただされ
慌てて、いえ、まだ。
と答える。

「今日終わったら、飲みに行くか。」

デスクに座ったまま。
まるで次の調査報告を
するかのような口調で
彼は言った。

顔色一つ変えず。



予想外の嬉しい言葉に
胸が高鳴る。


「以上だ」

少しだけ俯き加減で
微笑んだように見えた。












スポンサーサイト

COMMENT - 0

WHAT'S NEW?

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。