「秘密」二次創作サイトです
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大切なもの(5)
詮はもう寝たの?

リビングで分厚い資料を読みながら
詮の部屋から戻ってきたすみれのほうを
少しだけ振り向き、薪はそう尋ねた。



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大切なもの(4)
パパと一緒にタクシーに乗って
程なくして銀座の華やかな場所に着いた。


人通りも途切れることなく
街のざわめきが波のように揺れる。

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大切なもの(3)
銀座の街は今日はとびきり
輝いて煌めいている。

この街で今日買い物をする人たちは
どんな気持ちなんだろう。

ふと、
ママやパパと嬉しそうに歩く
少女と目が合う。小学生くらいだろうか。
おめかしをして頬を紅潮させていた。

その瞬間、母である私の顔を
寂しそうな目で見つめた昨夜の
詮の表情を思いだし
胸が痛んだ。

(ママ、いつものことだもの。慣れてるよ)


気をそらすように外の景色を眺める。

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大切なもの(2)
パパ。


僕は前に立っている人を見て
思わず叫んだ。


普段こんな時間に
パパが家に帰ってくることなってめったにない。
ましてやマンションの前に立っているところなんて
見たことがなかった。


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大切なもの(1)
ご無沙汰しています。

クリスマス過ぎましたが・・・
番外編です。

++++++++++++++++



クリスマスは嫌いだ。



クリスマスは家族と一緒に過ごす。
だなんて。
誰が決めたんだろう。



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パリに生きる(3)
エアメールが届いていた。

中にはすみれからの手紙と
そして詮からの手紙。

そして、1枚の写真。


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パリに生きる(2)
とある昼休み。

すみれとボスの作業をするテーブルは
どこかからボスがもらってきたアンティークのテーブルだった。
とても大きくて、でも表面がところどころガタガタしている。

そこですみれは自分で作ったお弁当を広げ、
ボスは下敷きをひきながらデッサンをしていた。
フランスでも今にわかにお弁当ブームが来ているのだ。

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第2部始めました
本日より
第2部を始めました。

東京での41話は
お恥ずかしいのですが、
書いても読んでも
苦しいばかりでして
しばらくは目次から
外させていただいております。
(カテゴリ及び、ひとつひとつのお話は閲覧できます)

そうはいっても第2部は、その後の
すみれと薪さんを描いています。
これからはゆっくり推敲を重ねて
焦らず載せていこうと思っています。

読んでいただいてくださる皆様に
今までもこれからも
感謝の気持ちでいっぱいです。
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パリに生きる(1)
パリのドゴール空港に降り立ち
私は深く深呼吸をした。


パリに戻ってきたことを精一杯
実感したかった。


東京のあの治安の良さや
行きかう人の優しさは
とても居心地がよかったけれど。

空港に着いて
遠くから私たちに手を振る友人の姿を
見つけて胸が熱くなる。
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東京41

あっという間に日本で
三人で過ごした日々が過ぎ、
すみれと詮がフランスに戻るときが
やってきた。


「空港まで送るから」という薪の申し出を
断ったすみれだが、
すっかり父になついた詮が
離れると泣き出すという事態になり、
結局空港まで送ってもらうことになった。


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