「秘密」二次創作サイトです
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ブリュッセルにて(1)
12月のパリは底冷えする。
気がつけばもうすぐ今年も終わる。

先日岡部も言っていたが、
事実、すでに日本に戻ってきてほしいと
オファーが内々に届いている。
おそらくあと半年というところだろう。

始まったばかりのすみれとの関係が
この先どうなるのか、
まだ何も決められない。
ましてや彼女の気持ちも。

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ブリュッセルにて(2)
仕事でここに滞在しているのに
やはり観光客のような気持ちになるのは
移動中の時間だ。

行き先もはっきりしているのに
行ったことのない場所は
心もとない気持ちにさせる。

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ブリュッセルにて(3)
ブリュッセルの中心地にあるイクセルという地区を彼女に
案内されて歩く。石畳が歴史を感じさせる。

その歴史ある街並みの中にある
5階建の建物の前に立つと、彼女は
「ここよ」と振り向いて微笑む。

その建物の最上階にその部屋はあった。

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ブリュッセルにて(4)
「お祖父様、みんなもう集まってるのよ」
そう言いながら
背の高い老人の手を取りながら
すみれが部屋に入ってきた。

後ろには秘書なのだろうか。
もう一人男性が入ってきた。

みなさん、お楽しみのところ邪魔して悪いね。

そう言って存在感のあるその男性は
近くのソファに腰掛ける。

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ブリュッセルにて(5)
「敏・・・・」

僕を見て

きっと彼にはその時
僕の姿しか見えていなかったことだろう。


僕のもとに駆け寄って

彼は僕をみて、
今は亡き人の名前を何度も呼び、
僕を思いきり抱きしめた。

「生きていたのか。」

と。
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