「秘密」二次創作サイトです
page top
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
パリにて(1)
日本やアメリカでの仕事一辺倒の日常を
当たり前としてこなしていた僕にとって、
出向した半年のパリでの生活は時間も空気もゆっくり過ぎていく。

フランスという場所柄であろうか。
彼らは生活を、暮らしを、人生を享受しているように見えた。

続きを読む
スポンサーサイト
page top
パリにて(2)
「いらっしゃいませ」

まるでカフェがその向こう側にあるかのような
洒落た扉を開けると
女性が微笑んで日本語で挨拶をした。



続きを読む
page top
パリにて(3)
そういう小説興味あるんですか?

ふと隣のスーツ姿の男性が話しかけてきた。

またか。

ここに来てから
こういう輩が多い。

続きを読む
page top
パリにて(4)
「先ほどはありがとう」
本当は女性に助けられるなんて、口惜しい気持ちが無いわけでも
なかったが、あのタイミングで流れを変えてくれたのは確かで。

レジで会計をしている彼女に向かって
一言お礼を伝えた。
古いレジスターの音がカチャカチャとやけにしっかりと響く。

「いいえ。」と小さい声で応え、
「雨が降ってますのでよかったらそこにある傘、使ってくださいね」と
業務的な挨拶を返された。

続きを読む
page top
パリにて(5)
今日もあの人が来てた。
すみれは閉店の片づけをしながらふと思う。

乱雑に置かれた本を棚に戻すのが
今日の最後の仕事だ。


続きを読む
© 明日目が覚めたら 僕は. all rights reserved.
Page top
FC2 BLOG
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。