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僕の秘密(1)

 13, 2016 21:46
早朝の羽田エアターミナルに来ることなんて
珍しいことではない。

いつも通りひとけは少なくて閑散としている。
開放感のあるその空間をただ僕は
いつもと変わらずルーチンに歩く。


それなのに。

今朝の僕は
いつもと違くないか?

冷静であるか?
落ち着いているか?
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僕の秘密(2)

 13, 2016 23:53
福岡にある第8区へついて早々
受付の女性に
「青木室長とアポイントを」と告げる。
年に数回も訪れないこの場所に
自らの用事で会いに来るなんて。

科警研の薪所長のその美貌の顔に
顔を真っ赤にしながら
内線番号をかける女性職員。

「あ、あの、か、科警研の薪所長がいらっしゃいました!」
まるで芸能人が来たかのような振る舞いだ。

僕の秘密(3)

 14, 2016 23:35
だって、脳を見るってことは
その脳は死者のものでないと。




そういう青木に薪は
軽くふんっと笑う。

僕の秘密(4)

 15, 2016 23:52
窓際の席に座って
眺めている姿は、こういうビジネスクラスに慣れている
のだなと思わせるような雰囲気を漂わせていた。

僕の秘密(5)

 16, 2016 23:19
ニューヨークというと冬の時期をイメージ
してしまう。

きっと

大学生のときに初めて行った海外旅行が
アメリカで、まさにニューヨークで、
友人との格安ツアーでのアメリカ旅行。
極寒の年。こんなにニューヨークは寒いのかと
いう印象が強烈に残っているせいだ。

いろんな人種が行き交う雑踏の中で
タイムズ スクエアを
ぼんやりと眺めていた学生の頃の俺。

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