「秘密」二次創作サイトです
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早朝の羽田エアターミナルに来ることなんて
珍しいことではない。 いつも通りひとけは少なくて閑散としている。 開放感のあるその空間をただ僕は いつもと変わらずルーチンに歩く。 それなのに。 今朝の僕は いつもと違くないか? 冷静であるか? 落ち着いているか?
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福岡にある第8区へついて早々
受付の女性に 「青木室長とアポイントを」と告げる。 年に数回も訪れないこの場所に 自らの用事で会いに来るなんて。 科警研の薪所長のその美貌の顔に 顔を真っ赤にしながら 内線番号をかける女性職員。 「あ、あの、か、科警研の薪所長がいらっしゃいました!」 まるで芸能人が来たかのような振る舞いだ。 |
だって、脳を見るってことは
その脳は死者のものでないと。 そういう青木に薪は 軽くふんっと笑う。 |
窓際の席に座って
眺めている姿は、こういうビジネスクラスに慣れている のだなと思わせるような雰囲気を漂わせていた。 |
ニューヨークというと冬の時期をイメージ
してしまう。 きっと 大学生のときに初めて行った海外旅行が アメリカで、まさにニューヨークで、 友人との格安ツアーでのアメリカ旅行。 極寒の年。こんなにニューヨークは寒いのかと いう印象が強烈に残っているせいだ。 いろんな人種が行き交う雑踏の中で タイムズ スクエアを ぼんやりと眺めていた学生の頃の俺。 |