「秘密」二次創作サイトです
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ご無沙汰しています。
クリスマス過ぎましたが・・・ 番外編です。 ++++++++++++++++ クリスマスは嫌いだ。 クリスマスは家族と一緒に過ごす。 だなんて。 誰が決めたんだろう。
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パパ。
僕は前に立っている人を見て 思わず叫んだ。 普段こんな時間に パパが家に帰ってくることなってめったにない。 ましてやマンションの前に立っているところなんて 見たことがなかった。 |
銀座の街は今日はとびきり
輝いて煌めいている。 この街で今日買い物をする人たちは どんな気持ちなんだろう。 ふと、 ママやパパと嬉しそうに歩く 少女と目が合う。小学生くらいだろうか。 おめかしをして頬を紅潮させていた。 その瞬間、母である私の顔を 寂しそうな目で見つめた昨夜の 詮の表情を思いだし 胸が痛んだ。 (ママ、いつものことだもの。慣れてるよ) 気をそらすように外の景色を眺める。 |
パパと一緒にタクシーに乗って
程なくして銀座の華やかな場所に着いた。 人通りも途切れることなく 街のざわめきが波のように揺れる。 |
詮はもう寝たの?
リビングで分厚い資料を読みながら 詮の部屋から戻ってきたすみれのほうを 少しだけ振り向き、薪はそう尋ねた。 |