大切なもの(1)

 26, 2015 00:09
ご無沙汰しています。

クリスマス過ぎましたが・・・
番外編です。

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クリスマスは嫌いだ。



クリスマスは家族と一緒に過ごす。
だなんて。
誰が決めたんだろう。



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大切なもの(2)

 26, 2015 00:30
パパ。


僕は前に立っている人を見て
思わず叫んだ。


普段こんな時間に
パパが家に帰ってくることなってめったにない。
ましてやマンションの前に立っているところなんて
見たことがなかった。


大切なもの(3)

 26, 2015 00:55
銀座の街は今日はとびきり
輝いて煌めいている。

この街で今日買い物をする人たちは
どんな気持ちなんだろう。

ふと、
ママやパパと嬉しそうに歩く
少女と目が合う。小学生くらいだろうか。
おめかしをして頬を紅潮させていた。

その瞬間、母である私の顔を
寂しそうな目で見つめた昨夜の
詮の表情を思いだし
胸が痛んだ。

(ママ、いつものことだもの。慣れてるよ)


気をそらすように外の景色を眺める。

大切なもの(4)

 27, 2015 10:36
パパと一緒にタクシーに乗って
程なくして銀座の華やかな場所に着いた。


人通りも途切れることなく
街のざわめきが波のように揺れる。

大切なもの(5)

 27, 2015 22:12
詮はもう寝たの?

リビングで分厚い資料を読みながら
詮の部屋から戻ってきたすみれのほうを
少しだけ振り向き、薪はそう尋ねた。



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